急性前立腺炎とは、前立腺が細菌に感染し
て起こり、急激に発症する急性の前立腺炎
の事です。
40度前後の高熱が出て、かなり辛いです。
どんな症状なのか、その治療などを紹介
します。
私も実際に経験しておりますので、経験
したこともお伝えします。
主な症状としては、高熱ですね。しかも
40℃位もでるので、血液中の白血球が
増えます。
また、下腹部や会陰部などに痛みを起こし
、それにより歩行や座位が難しくなること
もあり、通常は入院などして絶対安静に
して治療することになります。
炎症のために前立腺が腫れる事になり、
真ん中を通っている尿道が圧迫されて
尿線細小や残尿感があります。
また、膀胱炎のように尿に膿が混ざった
りして、排尿痛、頻尿などの症状も
出ることがあります。
私の場合は、高熱が出まして42℃まで
でました。
特に辛かったのは、腰痛と足が関節痛で
寝ていても座っていてもとにかく痛くて
耐えられない程でした。
二回なりましたが、どちらも夕方に発症
し、ダルイ感じから食欲がなくなり、熱
っぽいと思ったらすでに39℃にはなり
悪寒がしてどんどん熱が上がり、全身が
痛くなりオシッコが少ししか出なく、残
尿感と痛みも出てきます。
急性前立腺炎は簡単に診断されることは
ありません。
まず、高熱が出ると風邪やインフルエンザ
だと思い内科に行きますよね。
そこで喉も腫れていないし、咳も出ていない
鼻水も出なく高熱と排尿がおかしいだけ
なので、熱さましと整腸剤関係ととんぷく
薬で様子を見るといった診察になります。
薬が効かないので頓服で熱が下がると楽
になり、少し落ち着くが薬の効果が無く
なると症状が戻り、また病院に行くこと
になり、もしかしたら泌尿器科を受診し
他方がいいかもしれないってことで、紹
介状を渡され違う病院へ行くことになり
、そこでやっと急性前立腺炎と診断され
るといった感じになります。
泌尿器科ではまず、尿検査にて細菌や
膿が出ていないか検査します。
そこで、膿が混じっていれば急性腎盂炎
か急性前立腺炎のどちらかと疑います。
診察室では肛門から指を入れて、前立腺
を触り腫れていれば急性前立腺炎と診断
されます。
診断されると、すぐに点滴です。
しかし即効性はなく全然楽にはなりません。
飲み薬を処方され飲み続けますが、熱が
下がってくるのは4~5日後です。
その間は腰や足が痛く、オシッコも終わり
時が痛くなったり、出にくかったりします。
血尿もでたりすることもあります。
ここまでで、発症してから一週間です。
本当に辛いです。
急性前立腺炎と診断されてから、入院する
人と通院する人とは治療も少し異なります
が、治療期間はあまり変わりません。
入院すると毎日点滴して熱が下がるのが
4~5日くらいです。
なので退院には一週間くらいかかります。
入院しない場合は、診断時に点滴して、
薬を処方され熱が下がるのが4~5日で
す。
重症だと命に関わる場合もあるので、入
院が必要になるのです。
どちらにしても菌を無くすのに、薬を約
一か月ほど服用して医師がよいとうまで
通院をしなくてはいけません。
ちゃんと治さないと、慢性前立腺炎にな
り、治りにくくなることがあります。
急性前立腺炎は治りにくい病気です。
途中で薬を止めてしまうことは絶対に
してはいけません。
熱が下がっても菌は前立腺に残っている
場合があります。残っていると再発の
可能性があります。
約一か月から二か月になることがあり
ますが、きちんと治さなければ慢性
前立腺炎になってしまいます。
恐い病気ですので、治るまで通院は
しましょう。