結婚して初めてのお歳暮。
いざ贈るとなると、わからない事が多く
悩んでしまします。
感謝の気持ちを伝えるので、失礼のない
ように、ちゃんと渡したいですよね。
いつ、どんなものを何と言って渡したら
良いのかまとめてみました。
結婚後はお互いの親と親族が増えますね。
結婚をして初めての年は両方の親に
お歳暮を贈ります。
同居している親には必要ありません、
別居している親にだけ贈れば良いでしょう。
習慣のない地域もあるので、初めての
年だけは贈るようにしましょう。
仲人さんには3年と言われていますが、
初めての年だけで良いという地域もあり
ます。
贈るのを止める場合にも、特別申し出る
ことも必要ありません。
年賀状や暑中見舞いなどを送り近況は
伝えるようにしましょう。
贈る時期ですが、12月初旬から12月25日
までが一般的です。
本来はお歳暮を持って先方に伺って、
直接日頃のお礼をお伝えして渡したい
ですが、発送しても失礼ではありません。
ただ、品物が到着する前に別送で送り状
を送ります。
挨拶のほかに、いつ、何を、どの店から
送った等を書き添えます。
のしは水引きは赤白(5本か7本)で蝶結び
ののしを使います。
お歳暮の予算は3000円~5000円が一般的
です。特に決りも無く、高価にする必要
もありません。
家族構成や年齢、趣味等も考えて選ぶよう
にしましょう。
定番商品は、誰にでも喜ばれてもらっても
迷惑にならない物です。
例えばハムや数の子は正月の料理に使える
ので喜ばれますし、醤油や調味料は必ず
使えます。洗剤や入浴剤も日常的に利用
出来ます。
保存の利かない、生ものやフルーツ、魚介
類などは、場合によっては迷惑なお歳暮
ギフトになるかもしれませんので、控えた
方が良いかもしれません。
カタログギフトであれば、自分で選べる
ので喜ばれるかもしれませんね。
絶対にダメなのは現金や金券です。
お歳暮は本来は直接訪問して渡したい
ものです。
最近は宅配便が増えていますが、もし
持参する場合に何と言って渡しましょうか。
最近は「つまらいものですが」とは言いま
せん。元々は一所懸命に選んだのですが、
貴方が素晴らしいので何を選んでもつまら
ないものに思えてしまいますという、相手
を称えて自分がへりくだる意味でした。
最近ではそのままの意味を捉えることも
ありうるので、使わないようになりました。
手渡すときの一般的な言葉は
・今年も大変お世話になりありがとうご
ざいました。こちらは挨拶のしるしです。
・今年一年間大変お世話になりましたので
形ばかりですが、お礼の気持ちです。
来年もよろしくお願いいたします。
持参方法としましては、正式には風呂敷
に包みますが、デパートの紙袋でも良い
です。
渡す時は、挨拶をしてその後に風呂敷
(紙袋)から出して手早くたたみ、相手
に表書きを読める向きに直して、両手
で差し出します。
部屋に通される場合には、部屋に入った
ところで挨拶をして渡しましょう。
お歳暮を持参するときには、事前に連絡
してから訪問するのがマナーです。
結婚後の親同士のお歳暮ですが、だいたい
辞め時がくるのです。
そろそろ、止めようかという想いが両家
から出てきます。
長年続けても良いのですが、手間もかかる
しわざわざという想いも有ります。
子供に間に入ってもらって、お互いの
親にそろそろお歳暮止めようか?と聞いて
止めるのがスムーズでしょう。
仲人と同じく3年でということにしても
良いかもしれません。
突然止めるのは、相手に失礼なので避けた
いですので、それなら直接「そろそろやめ
ましょうか」と言ってみた方が良いですね。
お歳暮は一年間お世話になった感謝の
気持ちです。
最低限のマナーで大丈夫ですので、あまり
固く考えずに贈れば良いと思います。