自動車のエンジンがバッテリーあがりで急に
かからなくなる事があると困りますよね。
朝の通勤にエンジンがかからないと会社に
行けないし、買い物に行って駐車場でエンジン
がかからないとどうしたらいいのか分からなく
て帰れないなんて事になると困りますよね。
そうなる前にバッテリーを交換しておきたい
ですね。
自動車バッテリーの交換って、大体の人は
ダメになってから交換します。
エンジンがかからなくなって、焦ってから
では遅くないですか?
バッテリーの交換時期の目安としておきたい
のは、バッテリーの保証期間です。
バッテリーには保証が平均2~3年または
4~6万キロのどちらか早いときまで製品
保証が付いています。
なので、2年毎に車検もきますので車検時に
バッテリーも交換するのが一番安心できる
時期だと思います。
もし、そんなの勿体ないと思うのであれば
寿命を前兆で見極めることが必要になりま
す。
まずはエンジンのかかりかたが弱くなった
と感じたらバッテリーが弱くなったと判断
できます。
夜にヘッドライトを点けていて、信号待ち
にライトが暗くなったり、ワイパーの動き
が遅くなったりした時。微妙だと思ったら
さらにパワーウィンドウを動かすと窓の動
きが遅くなったら、バッテリーの寿命が近
いといえます。
アイドリングストップ車だと、信号待ちで
エンジンが止まらなくなります。
バッテリー事態の性能が低下し、短時間で
充電出来ないと車のコンピューターがエン
ジンを止めないと判断するんです。
そうなったら、寿命が近いので早めに交換
する必要があります。
夏が終わり寒くなってくる9月以降は特に
バッテリーが急にダメになる時期ですので
2年以上交換していなければ注意しましょう。
自動車バッテリーの交換の費用は、バッテ
リーの本体価格と交換工賃になります。
もちろん、自分で交換できれば工賃は無料
ですが、自信のない方は整備工場やオート
バックス、ガソリンスタンドで交換して
もらうことをお勧めします。
バッテリーの本体価格は軽自動車で4000円
~15000円位です。アイドリングストップ
専用バッテリーは高価になります。
普通車でも4000円~40000円となります。
アイドリングストップ専用や充電制御用
等が高価になります。
工賃もかなりの価格差がありまして、普通
の軽自動車や普通車ですと500円位ですが、
車種によってはダクトやカバーなどを外し
たりするので、1500円~2000円位かかる場
合があります。
最近の車はコンピューター制御されている
ので、なるべく自分では交換されない方が
いいと思います。
車によってはバッテリーを交換した後に、
アイドリングが不安定になったり、最悪
エンジンがかからなくなったりしたりと
いうトラブルも起こりかねません。
基本的なバッテリーの交換方法を説明します。
まずは準備ですが、バッテリーには希硫酸
が使用されています。
作業するにはゴム手袋と保護メガネをします。
作業に入る前には、エンジンを切りキーを
抜きましょう。
1)-ケーブルを外します。
2)+ケーブルを外します。
3)バッテリー固定金具を外します。
4)古いバッテリーを垂直に持ち上げて
取り外します。
5)新しいバッテリーを取り付け台に置き
ます。
6)バッテリー固定金具を取り付けます。
7)+ケーブルを取り付けます。
8)-ケーブルを取り付けます。
基本的な作業は以上になります。
作業する前にバックアップ電源を使用する
ことで、メモリーが消える事が有りません。
急なバッテリーあがりは、事前に防げます。
ガソリンスタンドでもバッテリーチェック
をしてくれるお店もありますので、聞いて
見てもいいと思います。
お休みの日にでも、たまにはボンネットを
開けて簡単な点検をしてみましょう。