赤ちゃんが生まれて幸せな日々を送っていると思いますが、
1年間は健やかな成長を願うために、お祝いの行事が沢山
有ります。
初めての子育てに大変な思いをしていると思いますが、
大切な我が子の為に家族で協力して頑張りましょう。
分かりやすく、まとめて紹介します。
赤ちゃんが生まれて7日目。
最初の行事が「お七夜」です。
赤ちゃんに命名し、お披露目をしてお祝いします。
生まれた日から6日目の夜にお祝いをするのですが、
病院で出産すると5~7日くらいは入院していると
思うので、無理して日にちにこだわらなくても良い
ですので、都合の良い日に行いましょう。
しかし、出生届は生まれてから14日以内に役所に
提出しなければいけないので、パパが届出に行き
ましょう。
赤ちゃんの命名式でのお披露目する、命名書ですが
文具店等で命名紙が売っていますので、それに筆で
書きます。
書いたら、神棚にお供えします。
神棚の無い場合は、大人の目の高さより上に貼って
おきましょう。
お披露目会は両家のご両親を夫婦が招き行います。
赤ちゃんと命名書をお披露目して、祝い善を振る舞い
ます。
祝い善は、赤飯と尾頭付きの魚、刺身、昆布などで、
刺身は三夜目、五夜目、お七夜になぞらえて、三、五、
七切れの三列に盛ります。
赤ちゃんが生まれてから、男の子は31.32日目、
女の子は32.33日目までの間に氏神様に参詣し、
長寿と健康を祈る行事「お宮参り」。
30日から33日目というのは、産婦の「産の忌」
が明けるためで、それまでは氏神との対面は許され
ていないとされています。
「お宮参り」では父方の祖母が抱きます。
家庭の事情もあるので、母方の祖母でも構いません。
赤ちゃんが生まれてから100日目には「お食い初め」
地方によって110日目だったりもあるそうです。
生涯食べ物に困らないことを願った儀式で、平安時代
から行われています。
お食い初めのお膳は、赤飯、尾頭付きの鯛の焼き物、
煮物、香の物にお吸い物の一汁三菜をそれぞれ器に
盛るのが正式で、お膳の上に並べ、歯が丈夫になる
ように、歯固めの小石を添えます。
その場の長寿の人が箸を取り、食べさせるまねをし
ます。男の子なら男性、女の子なら女性が行います。
御飯→汁物→御飯→魚→御飯→汁物の順番で食べさせる
まねを三回繰り返します。
「初節句」は生まれて初めて迎える節句の事です。
赤ちゃんの健やかな成長を祝うと共に、厄除けを願う
行事になります。
女の子は「桃の節句」3月3日、男の子は「端午の節句」
5月5日にお祝いをします。
生まれて直ぐの場合は翌年にすることもあります。
特に決まった祝いのやり方は有りませんが、家族で
お膳を囲みましょう。
「桃の節句」は雛人形、桃の花を飾り、白酒、ひなあられ、
菱餅を供えます。祝いの膳にはちらし寿司、蛤のお吸い物
など用意します。
「端午の節句」は武者人形や鎧兜を飾り、ちまき、柏餅
を供えます。外には鯉のぼりを立てます。
祝いの膳には決りがありませんので、子供の喜ぶ料理
を用意してあげましょう。
1歳の誕生日「初誕生」
赤ちゃんの満一歳の誕生日をお祝いする行事です。
お祝いのやり方はそれぞれのやり方で良いです。
昔は「餅誕生」とも言われ、餅を子供に背負わせる
風習のある地域もあるそうです。
この餅は「誕生餅」「一升餅」「力餅」などと呼ばれ
一升の餅米で作ります。
一升の餅を使うのは、一升と一生をかけて「一生食に
困らない」という願いが込められています。
赤ちゃんが生まれてから1年間は本当に忙しいです。
現代では全てをちゃんとやっている人は減っていると
思います。
形だけでも行えば、気持ちの問題なので良いと思います。
全てお金が掛かるので大変ですから。
お七夜・・・・・生まれて6日目
お宮参り・・・・男の子は31日・32日目
女の子は32日・33日目
お食い初め・・・生まれて100日目
110日目、120日目の地方もあります。
初節句・・・・・女の子は桃の節句、3月3日
男の子は端午の節句、5月5日
初誕生・・・・・生まれて満一歳の誕生日
出産祝いをいただいた方へのお返しを「出産内祝い」と
いいますが、昔は本来「内々の祝い」「身内の祝い」と
いう意味で、お祝い事のあった人が喜びを分かち合うた
めに、親しい人や身内に贈り物をすることでした。
赤ちゃんの生後一か月の頃に贈るのが一般的とされて
いて、ちょうどお宮参りのころになります。
出産内祝いは御祝いにいただいた金額の半分程度に
お返しをするのが良いでしょう。
親や親戚で高額のお祝いをいただいた場合は1/3程度
を目安にします。
返しすぎや少なすぎに注意してお贈りしましょう。
出産後は何かと忙しいうえに、子育てが大変です。
家族が協力しましょうね。