インフルエンザの流行る季節になりました。
予防接種には行きましたでしょうか?
予防接種をしたから大丈夫というわけでもありません。
規則正しい生活をすることが大事です。
睡眠、食事などしっかりとることが一番重要です。
あとは、手洗い、うがい、マスクなどの予防方法も
ありますが、正しい方法などをお伝えします。
インフルエンザ予防の手洗いに使う良い石鹸
インフルエンザの予防に手洗いとうがいは有効だと言われ、
家でも学校でも子供たちは習慣づけられています。
手を洗うときに使う石鹸はどういうものを使っていますか?
薬用ハンドソープとか固形石鹸ですよね、一般的には。
でも、どれでも良いです。石鹸の泡が重要なんです。
どういうことかと言いますと、インフルエンザの菌は石鹸
では殺すことが出来ません。
石鹸には乳化作用があり、脂溶性のものと水溶性のものを
どちらも溶かす性質が有り、インフルエンザの表面は脂溶性
なので脂分に溶ける性質ですので、石鹸で洗って手から菌を
流すことが出来ます。
インフルエンザ予防の手洗いとうがいの方法
インフルエンザの菌を確実に洗い流す為の手洗い方法ですが
石鹸を手に取って軽く洗って流すくらいでは、菌は流れません。
腕まくりをしてしっかり洗いましょう。
まずは、流水を手につけ、手のひらで石鹸をのばし、泡立てる。
手のひら、手の甲、指先、爪の間、指の間、親指の付け根、手首
手の隅々まで洗ったら流水で念入りにすすぎましょう。
すすぎに熱いお湯はダメです、温めのお湯で流しましょう。
手を拭くタオルは清潔なものを使いましょう。
手を洗った後は、ハンドクリーム等で手の乾燥を防ぐと、肌荒れ
を防ぎザ菌などが付きづらくなり予防になります。
うがいは残念ながら、インフルエンザの予防にはなりません。
しかし、風邪の予防には効果があるので、それはそれで良いです。
うがいをする分、手洗いに時間をかけたほうがいいですね。
インフルエンザ予防の手洗いとマスクの重要性
インフルエンザの予防はとにかく手洗いに効果があります。
家に帰ったら、トイレに入ったらはもちろん、学校では戸を
開け閉めで取手やノブを触った後など、スーパーで品物を
触った後や買い物カゴやカートなど、とにかく何かを触った
後は除菌シートやアルコール消毒するか、手洗いをしましょう。
お出かけ時には必ずマスクをすると思いますが、風邪や花粉
などには勿論効果的なんですけど、インフルエンザの予防には
ほとんど役にたちません。
一般的にマスクは3㎛くらいの大きさのウィルスや菌を防ぐ
のを想定し作られています。しかし、インフルエンザの大きさ
は0.08~0.12㎛なので、マスクの繊維の隙間を通りすぎてしま
います。
でもマスクをしていれば、喉の湿度を高めてくれるので、全く
無意味ではありません。
まとめ
怖いインフルエンザの予防。
手洗いがいかに重要かって事がお分かりいただけましたか?
手洗いを十分にすることと、家では加湿器で湿度の管理もし
予防接種を受けて、十分な睡眠をとり、栄養バランスのとれた
食事で免疫力をアップさせておきましょう。