冬のシーバス釣りで人気のパターンで、新潟県の
ハタハタパターンがあります。
ハタハタが産卵の為に接岸する時期に、成立する
シーバスを釣る為のパターンです。
大きなシーバスが何匹も釣れる可能性が高く、シーバス
アングラーにとても人気のパターンです。
初心者でも釣れることから、県外からもたくさんの
アングラー達が集まってきます。
そんな人気のハタハタパターンを紹介します。
新潟県のシーバスハタハタパターンの時期は?
シーバスハタハタパターンはハタハタが来ないと始まりません。
ハタハタは深海魚で、普段は水深200mから300mの沖合に
います。
産卵期になると浅場に卵を産みに来るのです。なぜ浅場に
わざわざ来るのかといいますと、ハタハタの卵は酸素がないと
育ちません。
では何故冬に来るのでしょう?
ハタハタは13℃以上の水温では生きられないからです。
水温が13℃以下の冬、雷が鳴るような悪天候の日に、波で
酸素が多く発生する海藻のある場所に産卵に来るのです。
産卵が終わると深海に帰って行きます。
かなりの群れが産卵に来るので、それを追って捕食にシーバス
が入ってくるのでハタハタパターンが成立するわけです。
私がシーバスを釣るポイントは新潟県の上越市と糸魚川市
です。毎年、ハタハタパターンでお祭り騒ぎです。
12月の15日前後からハタハタパターンは始まり、翌年の
1月中旬までチャンスは続きます。
シーバスが釣れだすと、昼間から場所取りあいになります。
毎年決まって釣れる有名ポイントがあるので、その場所は
ほぼ入れません。どうしてもそこに入るのなら、朝から
居ないと無理です。
昨年は昼間にハタハタが入ってきたので、昼からいた人
達が爆釣だったなんてこともありました。
シーバスハタハタパターンのタックル
ハタハタパターンはタックルも重要です。
ハタハタパターンで釣れるシーバスはとにかくデカい!
サイズも大きいですが、60センチ程の魚でも腹がパンパン
なんです。
重量があるので、波の有るサーフで釣りあげるのはかなり
パワーのあるロッドでないとなかなか上げられません。
おススメはダイワのモアザンブランジーノAGS 1010MLです。
もう一つはGクラフトのセブンセンスTRモンスターサーフ
MSS-1072-TRです。
どちらも文句なしのパワーが有り、腹パンランカーシーバス
でも浮かすことが出来ます。
リールは3000番から4000番で重要なのはラインです。
岩礁や海藻が有る所にルアーを通すため、ラインが擦れて
切れる事がありますので、少し太めのラインを選びましょう。
8ブレードの1.5のPEをおススメします。
リーダーもフロロの25lb以上が良いです。
重量のあるシーバスに耐えるのと、障害物でラインが痛む
ので少しでも丈夫なものを選びます。
せっかくヒットしてもラインが切れてばらすことが多い
ので、ラインはこまめにチェックしましょう。
シーバスハタハタパターンのルアー
シーバスハタハタパターンに使うルアーですが、ハタハタは
大体15センチから20センチの魚体です。
なのでルアーも12センチから16センチのミノーが主体となります。
ダイワ:モンスターウェイク156F
ショアシャインライナーLH150F HD
ショアシャインライナーZバーティス140F/140S
シマノ:サイレントアサシン 140F/140S
サイレントアサシン 160F
ジャンプライズ:ロゥディ130F/130Fモンスター
サーフェイスウィング147F
かっ飛び棒 130BR
ジップベイツ:ザブラシステムミノー 15HD-F/15HD-S
ザブラシステムミノー 15F
ザブラシステムミノー 139F
ハルシオンシステム:ペニーサック モッカ
ペニーサック 初代
この辺が地元で実績があり人気のルアーです。
昨年はジャンプライズのかっ飛び棒が良かったですね。
ミノーでは届かないポイントでヒット率が高かったです。
あとはモンスターウェイクですね、独特な動きが良かった
のでしょう。
毎年反応の良いルアーが違ったりしますので、何種類か
有った方が差が出ます。
まとめ
毎年お祭り騒ぎのシーバスハタハタパターン
狙う日は大潮の波の有る寒い日です。
毎年12月20日前後が釣れますので、そのあたりで情報を
見ながら決めましょう。
場所は上越市から糸魚川市の全域で釣れます。
有名ポイントは人が多くいるので、行けば分かります。
*注意*
毎年、車上荒らしが発生しています。
車内に貴重品を置きっぱなしにしないようにしましょう。
外から見える所にバッグなどを置かない事。
電池式のアラームの鳴るセキュリティシステムがおススメです。